「1日30分」を続けなさい!人生勝利の勉強法55/古市 幸雄 ~こつこつ続けることが大事なのか。。。~
社会人になってなかなか勉強をする気にならないし、勉強する時間を確保できない。
なので、資格試験前や放送大学の課題やテストのときは直前に怒涛の追い込みをしています。
ただ、このやり方だとなかなか身につかない。
1日30分を毎日続けると、合計180時間。
短期決戦で、1日5時間を30日しても、合計150時間。
1日5時間を1か月がんばっても、日々こつこつのほうが上。
それが年間レベルで続いていくと、もっと差がでてくる。この差というのは、気づけばあっという間の差になるというわけで。
寓話にもありますが、うさぎよりカメのほうがいいということなんですねぇ。
短期決戦で一気に行くことも必要な能力だけど、長期計画をこつこつとやっていくことのほうがもっと大事。
ただ、そのためには、やりたいことを明確にしないといけない。
漠然と勉強しなくちゃなと思ってやってても、身に入らないし、身につかない。
だからこそ、目的を明確にして、期日を決めて、計画を決める。そこから1日あたりにどのくらい進めていくかを決める。あとは、毎日実行をしていく。
やるときは、おなか一杯レベルにするのではなく、腹八分目くらいにしておく。ちょっと物足りないな、ぜんぜんやれるなの感じを保って進めていく。
なるほどなぁ。。。
内容としては、当たり前のことなんだけれども、なかなかできないこと。ただ、それをするには、計画をたててそれを実行する。その計画を少し楽なものにしておく。
そういうことが大事なんですねぇ。。。
敗者復活の「学問のすすめ」: 現代の身分制度を生き抜く知恵/古市 幸雄 ~いろいろと考えさせられます~
現代の身分制度についてというよりも、学問をしろというのを説いている本。
学問なんて必要ないと思うことも多々ある。
ただ、就職の時とかに、学歴というフィルターがあったりしますし、どこかで学歴というものが付きまとってくる。
個人的に本書でそうだなと思ったのが次のこと。
幸せとは、突き詰めると「選択肢が多いこと」
~中略~
「幸せ=自由の幅が広い」と表現してもいい。
選択肢を多く持つ。その中から自分の意志で選べる。そのことを幸せというのであれば、確かに幸せなことなんだなと。
例えば、車で、低価格帯を買うのも、もっと別なのがほしいのに、金銭的な事情で手一杯なのを買うのか、意図して購入したのか?では満足感が違う。
その選択肢を用意するのとなると、なかなかできることではない。
そしてもう一つ。自分の現在のレベルを知るためにも。
失敗するのが怖くて、勝負をしていないのに「やればできる」と思っている大人、狭い世界で井の中の蛙になっている大人は多い。こういうのを「田舎者」と言う。地方に住んでいるから「田舎者」なのではなく、考え方が古い、競争相手の少ないエリアで勝った気になっている連中を「田舎者」と言うのだ。
耳が痛い。
誰しも、失敗はしたくない。だからこそ、準備をしていく。でも、勝負なんて時の運。うまくいくときもあれば、失敗するときもある。
失敗したときにどういう行動をするのか?というのが大事。なにくそと思って挽回するのか?それとも逃げてしまうのか?
そこで大概のことが決まっていくということ。
大きなところで戦っていくのも大事だけど、ニッチ産業をあえて狙うというのも手なんですよね。そう思うと、ちょっと納得いかないところもある。
でも、勝負から逃げるというのはよくないなと。
勝負で失うものがあるかもしれない。そこからいかに巻き返すか?そういう蓄積が大きな差につながっていくのだなと。
面白い本でした。
タロットの秘密/鏡 リュウジ ~タロットって歴史が長いんだなぁ。。。~
タロットというと占いというイメージ。
読んでて思ったのは、タロットに歴史があり、時々で絵柄がかわっていっているということ。その原因が、作成者の誤読やミスコピーであることもあるらしい。
そして、変わった絵柄が定着することもあるというのが面白い。
隠者の例が顕著かなと思う。
最古のタロットと目されるヴィスコンティ版をつぶさに見ると、マルセイユ版やウェイト=スミス版と構図はほぼ同じでも、手にしている物が違うことに気づく。ヴィスコンティ版で老人が手にしているのは、ランプではなく砂時計である!
なお、このことで、隠者というのは、時の翁であるらしい。
それに、そのときどきの社会情勢を反映させたタロットもあるようで、時代とともに変遷しながら世の中に残り続けているというのが不思議。
むしろ、カードに何かしらの意味があると思えるからこそ、何かしらの方向性を見いだそうと、タロットにたどり着く人が多いのかもしれない。
タロットの解釈自体は、ポジティブシンキングで読むというのが書かれていますし。こういう解釈の話がでたからこそ、タロットが心理学と結びついていたりするのですねぇ。。。
こういう背景的なことを知ったりするのって、面白いなと思う。
どこか心理的に頼りたくなるものが人によって、タロットなのか、おみくじなのか、はたまた別のものなのか。
どこかタロットってポジティブに読むというのをみると、おみくじの都合のいいところのみを憶えているのと同じような気がします。
人間って、心理的に頼りになるものがあると、弱っていてもどこか耐えることができることもありますから。
心理的な支えに昔からなっているのかも。
2018年 GWの思い出 名古屋 白鳥古墳
白鳥庭園にいったあと、ちょっと気になる文字を発見。
白鳥古墳という文字が。
ちょっと興味があるので、白鳥古墳へ。
日本武尊がなくなったのち、白鳥になったという伝承がもとになっているようです。
ただ、日本武尊のところって、最後になくなった亀山とか羽曳野とかにもあるので、そちらもいってみたいかなと。
さて、まずは看板から。
うっそうとした公園になっています。
猫もいました。ちょっと警戒されてる感満載。
ふとみると、結構厳重な感じがします。
古墳で多くの樹木がありますねぇ。
白鳥古墳の来歴。
ここからみると、古墳の墳丘のようなものがあります。
ちょっと引いてみて撮影。
もう木々がうっそうとしている感がすごい。
さて、白鳥古墳から歩くこと5分程度で熱田神宮前に到着。
神宮西の駅あたりです。
こう見ると、熱田神宮もすごい森ですね。。。
大きな神社があると、緑が増えるという感がすごいします。
最後に、神宮西の駅に。
昔のをいじったのかなと思うような修正の跡が。。。
さて、今回ので白鳥古墳は終わりです。
また、季節を変えて白鳥庭園、白鳥古墳にいこうかなと思います。
それにしても、緑が多いな。。。
ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ/グロービス,吉田 素文 ~会議を効率よくしないとなぁ~
会議をやっていても、なんか微妙だなと思うことが多々。
どうどう巡りになって、何も決まらない会議だと面倒になってくるので、たまにそのまま会議で発言せずにいたりとかも。
本当はいけないと思っているんですけどね。
会議でいい内容を打ち合わせることができると、結構仕事のモチベーションにかかわることが多々。会議っていうのがいかに大事なのがわかってはいるんです。
ただ、そのやり方がいまいちわかっていない。
どこかもったいなと思いながら悶々としてたときに、見つけたのが本書。
読んでて、なるほどなというより、漠然と思ってたことが書いてあったりしていたので、何度か読み直すつもりです。
それくらい会議が大事だと思わせてくれる本。
会議をどうして重要視するか?それは、会議で組織の人間が意見をかわすことで、相互理解が進むから。
そうすれば、組織が変わっていく。
立場や利害の違いを超えて相互理解を図り、合意を形成し、納得のうえで一気呵成に動く。このように強い個が掛け算のように力を増幅させながら協働する組織が「考える組織」です。
この考える組織を作っていくにはどうすればいいか?
日々の会議やさまざまなコミュニケーションの場において、「議論の場を活性化し、議論の質を上げる」ことが不可欠です。
結局は、会議のやり方というか、人とのコミュニケーションなんだよな。
まぁ、何を話しても理解してくれない人もたまにいますが、もしかしたら、自分たちのやり方がまずかったのかも。
少なくとも、会議の仕込みのやり方はしっかりと身に着けておかないとな。
・ファシリテーションの「仕込み」とは、「議論の「出発点」と「到達点」を明確にする」「参加者の状況を把握する」「議論すべき論点を洗い出し、絞り、深める」の3点を行うこと。
・ビジネスにおける合意形成には、「議論の場の目的共有」「アクションの理由の共有・合意」「アクションの選択と合意」「実行プラン・コミットの確認・共有」という4つのステップがある。
参加者の認識レベルを丁寧につかむ
相手の理解状況がいまいち状況がわからないのに、いきなりフルスロットルでいくと大概失敗する。大概というより、確実に。
だからこそ、相手の理解状況の情報を集めたりして、理解を得てもらうのにはどうするかというのに知恵を絞らないといけない。
これはなかなか難しい。
理解状況がどうしてもわからないのなら、分かりやすい資料を用意しておくのが鉄板なのかなぁ。。。
参加者の背景をつかむ。これがなかなか難しい。。。
ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ
- 作者: グロービス,吉田素文
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/10/31
- メディア: 単行本
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2018年 GWの思い出 名古屋 白鳥庭園 その2
白鳥庭園の続きです。
結構、いろんな角度で撮影していくと似たような写真が多々。。。
橋をわたっていくと、なかなか素敵な橋が。こういう木製の橋は雰囲気があって好きですね。ただ、手入れとか大変そうですが。。。
新緑の紅葉もあるので、秋の紅葉シーズンにきたらまた違った風景を見ることができそうです。
多様な樹木があるのがいい。
そして、歩いていると、鳩が。
逃げないので、可能な限り近づいて撮影してやろうと思って近づきましたが、この写真以上に近づいたら飛んで行ってしまいました。
うーん、調子に乗りすぎたか。。。
あと、橋の上からみると、アカミミカメが。
特定外来種だっけ?とある池の水の番組でよく見るやつですね。
中央付近にある喫茶店へ。
珈琲を楽しみつつ、のんびりと風景を楽しみます。
そして、最後にぐるっと歩いてみることに。
どこか名古屋じゃない感じがするのがすごい。
角度がかわると、大きなマンションが見えるので、都会って感じがしますが。。。
緑が本当に多い。森林浴ができる感じがいい。
和風な建物も。。。
さらに、竹林もあります。
そして、小川のところにも。ここも紅葉シーズンよさそう。
ここに花がさいていました。
そして、最後は滝。
もうちょっとうまく撮影したかったかなと。
こうみなおしていくと、もう一度一眼レフをもっていきたいです。
あと、季節を変えてもいいかなと。
そう思わせてくれるところでした。
謎とき日本近現代史/野島 博之 ~踏み込んで考えるって学校で習わんかったな。。。~
歴史について、なぜそうなったんだろう?と考える。
そのことの大事さを訴えている本。
歴史というのは暗記科目ではなく、そこから知恵を引き出していくのには、なぜそうなったのか?というのを紐解いていく必要がある。
情報がないところは、推定や論理的に考えて導いていく。
その過程で、数学的な考えを身に着けていく必要があるのでしょう。
本書では、9つの問いでふれていっています。
日本はなぜ植民地にならなかったか
武士はなぜみずからの特権を放棄したか
明治憲法下の内閣はなぜ短命だったか
戦前の政党はなぜ急成長し転落したか
日本はなぜワシントン体制をうけいれたか
井上財政はなぜ「失敗」したか
関東軍はなぜ暴走したか
天皇はなぜ戦犯にならなかったか
高度経済成長はなぜ持続したか
この9つを見ていると、非常に面白い。
日本という国がおかれていた地理的条件、国際情勢という2つから考えていっている。
この考え方って、少し置き方を変えると、仕事にも十分に使えます。
現状を把握するときに、どういう状況におかれいていたか?それが偶然だったのか?他人の思惑は?とかそこいらまで踏み込んで考えていくことができるようになる。
こういう本を読んでいて思うのは、歴史をもう少し早くこういう風に学びたかったなということ。
自分が学校でならっていたときは、受験やテスト、単位のためとなっていたから、暗記で済むものは暗記で考えていたかもしれませんけど。
でも、こういう考えを身に着けておくと、状況把握や思考力があがっていく。研究や探求心も増えていくわけですから。
こういう目線で物事を見ていくのって面白いですけど、疑り深い人間になりそうで。。。