2018年 夏の旅 しまなみ海道と今治へ その6 ~四国遍路 57番札所 栄福寺~
途中、渋滞にはまってしまいあせりましたが、無事に到着。
うーん、道なりに進まずに、案内表示板に従って進んだほうがよかったのかも。。。
そして、永福寺さんへ。
四国八十八ヶ所霊場公式ホームページ:第57番札所 府頭山 無量寿院 栄福寺
駐車場に車を停めたのち、移動です。
この緑がなかなかすごい。
まずは手水場。
シンプルでいいというか。。。
まずは本堂へお参り。
そして、大師堂でお参り。
そのあと納経所へ伺って御朱印をいただきました。
無事にいただけたので、急ぎ次の場所へ移動を開始。
時間に追われると十分にのんびりできないので、ついつい駆け足になってしまうのが残念でならないです。。。
海賊の日本史/山内 譲 ~海賊にはいろんな役割があったんですねぇ。~
村上水軍の娘を読んだり、先日に大島から能島城跡をみたりとしていたので、興味があり、読んでみました。
海賊というとどうしても、ワンピースのイメージがありますが。。。そことは違うそうです。
海賊には、いろいろと種類があるようです。
海賊には、少なくとも四つのタイプがある。すなわち略奪者としての海賊=土着的海賊、権力への敵対者としての海賊=政治的海賊、安全保障者としての海賊、水軍としての海賊である。そして、これらの各タイプの海賊は、互いに密接な関係を持ちながら存在していた。
藤原純友の乱とかは、政治的海賊ですが、もともと藤原純友って摂関家に近くエリートといってもいい家筋。そこが反乱を起こしていったというのが興味深いところです。
それと、村上水軍の衰退が、秀吉が天下統一してからの海賊への取り締まり強化となってからというのが面白い。
海賊禁止令が二度でているのも興味深いし、官僚たちと村上水軍や小早川とのやり取りがあって、いかに穏便に済まそうかとしていたのかも面白い。結局は秀吉のしるところとなり、海賊禁止令が二度でて、海賊行為禁止となっているのがなぁ。
こういうのを見ていると、もともとの生活の糧を中止されたときにおこることは現代とかわらないというかなんというか。。。人間ってある意味進歩ないなと。
ただ、その後は水から離れたりして。。。どこか寂しいものを感じます。
それにしても、藤原純友の乱や村上水軍とかってことを考えると、瀬戸内という土地は、どうしても海運が必要となるところであり、そこの航行の安全をつかさどる人々がいたというのも納得できるところがあります。
普段見ない方向から見ている感じで面白いというのが感想です。
2018年 夏の旅 しまなみ海道と今治へ その5 ~四国遍路 56番札所 泰山寺~
ここからちょっと進んだところにあります。
道中ナビでコンビニを基準に曲がれといわれたけど、すでに別のにかわっていて一瞬道があっているかどうか不安になりましたが無事に到着。
ナビもちょくちょく更新しておかないといけませんねぇ。。。
ここは駐車場があるので楽です。
御朱印のところで払う形になりますが、あるかないかでは大違いですから。。。
泰山寺のいわれは次のとおりです。
四国八十八ヶ所霊場公式ホームページ:第56番札所 金輪山 勅王院 泰山寺
駐車場。
そして、56番札所の碑。
どこか城みたいな感じの石垣を見ながら、本堂へ。
昔お寺は兵が詰めたりすることもあったそうなので、その名残なのかな?とも頭によぎりつつ。。。
境内についてまずは手水場へ。
そして、こちらに納経所をみつつ、本堂へ向かうために回れ右。。。
まずは本堂にてお参りです。
そのあと大師堂でお参り。
納経所で御朱印をいただいたのち、次へ移動となります。
ここから見える景色は結構広く見えるので見やすいです。
さて、次へ移動となります。。。
華栄の丘/宮城谷 昌光 ~人は大事にしないとなぁ。。。~
春秋時代の宋の華元の物語。
華元というと、戦闘中に敵国につかまってしまい、勝ち戦がふいになったことがあるという人物。
その原因が従者にだけ羊肉を与えなかったから、従者がぶちぎれてしまったため。周りが食べているのに自分だけ食べられないということがどれだけ屈辱を与えているのか?というのがわかります。食べ物の恨みというのは恐ろしい。。。
ただ、そのあと無事に解放されて宋に戻っていますが、それまでの行いがよかったからというのもあるんでしょうねぇ。。。
従者に羊肉を与えなかった理由は、従者の名前に羊の文字が入っていたから、縁を担いでというもの。
うーん、それで与えないというのもなぁと思ってしまいますが、それは現代的な考えなのかもしれません。
むしろ、羊肉をみんなに振る舞うのではなく、他のものを与えたりすればいいですし、それ以外の食べ物を従者に振る舞うとかして気をつかってあげればよかったのになとも。
この話を見ていると、部下にも十分に気を使わないと、あるときに反逆にあうということなんですよね。特に、食べ物に関することは恐ろしい。。。
身の振り方というのは結構参考になるんですよね。
乱につけいって利をとれば、その利が刃となっておのれを刺すことがわかっている。
もめ事に首をつっこんで、自分がいいように動いてしまうと、どこかにしっぺ返しにあうとか、なるほどなと。
仇敵を来れせば障害が消えるというのは嘘である。そのときつかった力が、かならずおのれにはねかえってくる。殺せば、殺されるのである。だから、人に徳をほどこすのがよい。
あと、敵がいなくなくなっても、どこかで逆襲されるのか。。。恐ろしい。。。
たとえ悪心をもっていても、うわべの善行をつづけ、生涯をおえれば善人なのである。
これがある意味真実かなと。
2018年 夏の旅 しまなみ海道と今治へ その4 ~四国遍路 55番札所 南光坊~
南光坊は、今治の街中にあるので行くこと自体は楽。ただ、信号が多いしでちょっといきづらかったかなと。
四国八十八ヶ所霊場公式ホームページ:第55番札所 別宮山 金剛院 南光坊
この南光坊は、大三島の大山祇神社とつながりがあるらしいです。
ちょっと気になるところがあったので、妙に納得というか。。。
まずは立派な門から。
駐車場は境内の中にあるので動きやすいは動きやすいです。
写真を撮るためにここまで移動。。。
境内側からの撮影。
道路側から。
そして、本堂へ。
この家紋どこかで見覚えがと思って調べてみたら、村上水軍の祖といわれる越智氏のものだそうです。
なるほどなと。先にみた村上水軍のところで見たから記憶にあったのかな???
そして、手水場。
ここにも、折敷に三の字の越智氏の家紋があります。
知らない歴史を見つけると、ちょっと嬉しくなります。むしろ、こういうのがあるから楽しめるというかなんというか。。。
そして、大師堂でもお参り。
最後に納経所にて御朱印をいただきました。
納経所にて、時間的に厳しいかもしれないけど、当日中に今治周辺のをすべて回れるかもといわれたので、可能な限りめぐってみることに。。。
次回へ続きます。
暦のたしなみ ~しきたり・年中行事・季節のうつろいまで~ /小笠原 敬承斎 ~季節の変化を楽しむような生活をしていきたいなぁ。。。~
自分自身、礼儀作法がどうのこうのいえる立場ではないのですが、ちょっと気をつけないとなと思うところが多々あります。
そもそも礼儀作法というものは、人々がともに快適に暮らすための基準です。その基準が崩れると互いに不快なことが重なる社会となり、人々のこころからゆとりが失われ、人間関係は円滑ではなくなります。
人間関係でちょっと疲れることが多いなというのは礼儀作法が乱れているからかもしれません。
あと、物事を楽しんでいくのにこういう見方もあるのだなと。
完璧なものを最上とするのではなく、あえて足りない部分を自らのこころで埋めていく余地を残しておいたのです。
季節を楽しむとなると、紅葉とか花見とかというイメージになりますが、その過程を楽しむというのも大事なんですねぇ。
花見であれば、桜が徐々につぼみが膨らんでいっているのを楽しんだり、新緑であれば、勢いが変わっていくのを楽しむ。紅葉も徐々に色づいていく姿を楽しんでいく感じで、「先取り」を楽しむ。
桜が散ったあとの姿で楽しんでみたり、紅葉後のちった葉の絨毯を見て楽しむとか、「名残」を楽しむ。
こういう余地の多い楽しみ方というのはなかなかできることではないんですけどね。これができるということは、心に余裕やゆとりがあるということなんでしょう。
心にゆとりがある、それがどれだけ大事なことかなと。
それに、日々の変化を楽しめるようになるといろいろと飽きることなく生きていけそうな気がします。
タイムラプスの1週間版とかをしていくというのも面白いんだろうな。。。それをすると、一年の変化というのを見えていくわけですし。そういうのも楽しいんだろうなぁ。。。
あとは、言葉遣いには気をつけないとなぁ。。。
暦のたしなみ ~しきたり・年中行事・季節のうつろいまで~ (ワニブックスPLUS新書)
- 作者: 小笠原敬承斎
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2018年 夏の旅 しまなみ海道と今治へ その3 ~四国遍路 54番札所 延命寺~
ここからは四国遍路巡りとなります。まぁ、じゅんぐりにめぐっていこうかなと。
大三島、大島といった後、今治城にいくか、四国遍路をするか悩んだ末に四国遍路を。
今治城は一度行ったことがあるので、また次回でいいのかも。
ということで、ここからは写真をぺたぺたと。
今治周辺の四国遍路を巡っていきます。
まずは、54番札所 延命寺さん。
四国八十八ヶ所霊場公式ホームページ:第54番札所 近見山 宝鐘院 延命寺
今治インターをおりるとすぐ到着できるので、比較的行きやすいです。
最後にちょろっと細い道を走るのだけが難点かな。。。
まずは写真を。
四国霊場54番札所。
そして、山門をとおって境内へ。
奥に見えるのが本堂。
その前にお清めを。
シンプルでこういうのが好きかな。
まずは本堂にお参り。
そして、大師堂でお参り。
お参りが終わった後に、納経所にて御朱印をいただきました。
終わった後に、次のところへ向かって出発です。