自分自身、礼儀作法がどうのこうのいえる立場ではないのですが、ちょっと気をつけないとなと思うところが多々あります。
そもそも礼儀作法というものは、人々がともに快適に暮らすための基準です。その基準が崩れると互いに不快なことが重なる社会となり、人々のこころからゆとりが失われ、人間関係は円滑ではなくなります。
人間関係でちょっと疲れることが多いなというのは礼儀作法が乱れているからかもしれません。
あと、物事を楽しんでいくのにこういう見方もあるのだなと。
完璧なものを最上とするのではなく、あえて足りない部分を自らのこころで埋めていく余地を残しておいたのです。
季節を楽しむとなると、紅葉とか花見とかというイメージになりますが、その過程を楽しむというのも大事なんですねぇ。
花見であれば、桜が徐々につぼみが膨らんでいっているのを楽しんだり、新緑であれば、勢いが変わっていくのを楽しむ。紅葉も徐々に色づいていく姿を楽しんでいく感じで、「先取り」を楽しむ。
桜が散ったあとの姿で楽しんでみたり、紅葉後のちった葉の絨毯を見て楽しむとか、「名残」を楽しむ。
こういう余地の多い楽しみ方というのはなかなかできることではないんですけどね。これができるということは、心に余裕やゆとりがあるということなんでしょう。
心にゆとりがある、それがどれだけ大事なことかなと。
それに、日々の変化を楽しめるようになるといろいろと飽きることなく生きていけそうな気がします。
タイムラプスの1週間版とかをしていくというのも面白いんだろうな。。。それをすると、一年の変化というのを見えていくわけですし。そういうのも楽しいんだろうなぁ。。。
あとは、言葉遣いには気をつけないとなぁ。。。

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