風は山河より
1〜6巻よみおわった。
ながかったぁ。
話は、三河の武将「菅沼定則→定村→定盈」の3代の話。
松平清康の時代から、家康の時代へと進み
最後は、武田との戦いである野田の戦いがある意味クライマックスでもってくるのですが、
そこまでいたる話の流れを三河側から見るという話は面白かったです。
三河という地は今川と織田、そして武田に囲まれて
なかなか大変な場所って認識になりますねぇ。
ただ、こういう気質の人の中から
徳川家康という人間がでてくるのだから面白い。
そういえば、徳川家康はもともと松平元信から名前を変えていったのですが、
家康の康は、祖父の松平清康より名をもらい
家康の家は、源義家(源氏の総本家)
徳川は、新田源氏の総本家の名前である得川をもじったものであるらしい。
「得川」という家が存続していたため、徳川としたそうな。
得川氏
こういう考察がされているのは面白いですね。
家康の康は想像ついたけど、家はどこから来たのかって考えると考え付かなかったんですよね。
この名前の理由を考えると、徳川家康は、
ものすごい野望をそなえていた人物だったんだな
って思わされます。。。。。
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