まるわかりインダストリー4.0/日経ビジネス ~おもしろい未来が待っている気がする~
インダストリー4.0
IoTとよくでてくる言葉です。
以前、IoTまるわかりというのを読んだのを思い出しました。
インダストリー4.0はIoTが描く未来よりも近い未来、いや今現在起こっている産業革命が起こっている。このことがひしひしと伝わってきます。
インダストリー4.0が起こると何が起こるのか?
- マスカタマイゼーション
- 顧客から工場まで製造業全体の革新
- あらゆるプレーヤーがインダストリー4.0に向いている
フォード生産方式やトヨタ生産方式とは違う方向性です。少量品種大量生産というのがものすごく流れが進んでいる。顧客にあったものを少量でたくさん作っていく。カスタムメードの多品種を少しずつ自分にあうようにアップデートをしていく。そういう世の中に向けて、どんどん変わっていく。
今でも、カスタム品はあるけど、少量生産でハンドメイドだったりするので、値段が高いまま。それが、一気に各々のカスタム品を安く容易に手に入れれるようになる。
このことがわかっただけでも、価値があるような気がします。
他人と違うところや、自分だけのものというのを大事にする人たちはいいかもしれません。ただ、他人と同じで安心するという人には選びにくい世の中になってくるのかもしれないのかなぁ。各々のこだわりを盛り込める面白い状態ができるのかもしれません。これが、10年、いや20年くらいかけて、ゆっくりとでも着実に進んでいくのではないか。そう思えてきます。
インダストリー4.0での働き方の変化
- ワーカーの単純作業は機械が代替
- ワーカーはチームで協力して、生産ラインの采配など意思決定をするように
- 生産ラインの管理者は、自分のラインのみならず、工場全体の設備・システムの専門家に
- 工場長は、工場だけでなく仕入先、顧客と連携してバリューチェーンに目を配るように
3Dプリンターのようにどんどん進化していく機械。これらが今ある問題を克服していくことで、どんどん単純作業が代替されていく。
仕事の内容が通常よりも1ランク上になっていく。むしろそうなると、ソフトウェアの開発のほうに労働力が向いていくのではないかなぁと。
少人数でものづくりができるようになり、より高度な製品が作られるようになると、ハードよりもむしろソフトのほうが大事になる。スマホもそうだし、PCもそう。テレビだって、みるかみないかはコンテンツ次第だし。
そういうことが大切になってくると思うと。。。
ソフトの会社が増えていくとなると、メンタルの病が増えそうだなぁ。。。
インダストリー4.0。
読んでみてて、非常に面白い。3Dプリンターをラインで使うというアイデアもでてきてるみたいだし、ぼけっとしていたらおいていかれる。
そういうことを感じましたね。
さぁて、モチベーションの下がってしまう仕事、がんばろうかなぁ。

まるわかりインダストリー4.0 第4次産業革命 (日経BPムック 日経ビジネス)
- 作者: 日経ビジネス
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2015/04/02
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