仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?/木部 智之 ~なかなかできることではないんですよね。~
仕事早い人はすごいなと思うことが多々。
仕事がいい加減すぎることもなく、とにかくやり直しがなく進んでいく。
自分もそうなりたいなと思う日々なので、この本を読んでみました。
本書を見ると、目的がつぎのように。
「面倒くさいから、ラクして速く、仕事を片づけたい」「面倒くさいから、ムダなことはしたくない」という考えが根底にあります。
こういう考えの人って多いんですね。
仕事を早くする3つの原則は次の通り。
私は仕事の速さに3つの要素があると考えてます。仕事が速い人はこの3つを兼ね備えています。その3つとは、「速くやる」「ムダを省く」「確実にやる」です。
特に、大事なのは「速くやる」。
といっても、仕事にかかる時間ではなく、取り掛かるまでの速さ。これが一番大事とのこと。
仕事の速さを決める一番重要なことが、実はこの「初動」です。
第一歩を踏み出さないかぎりは絶対にゴールに近づきません。仕事に要する時間が同じであれば、「初動」が速い方が終わるのが速いです。
少しの隙間でも見つけて、仕事を進めていく。そのときに、満点はとれなくても、最適解を目指す。
自分自身は、もともと仕事量が多い感があるので、必要事項を記載なのを確認したうえで、手抜きというかいいたいことのみわかるような資料をつくって提出。反応を見るというのを繰り返しています。
結局指導されるかコメントをいただかないと、満点はとれないので、そのときどきで資料は修正していけばいいかと思うのですが、なかなかできることではない。
どうしても、1発OKを狙いたくなるのですが、これが地味に難しい。。。
そう思うと、とにかくさっさと動いて、60点くらいの出来で一度打診する。そのパターンをすることで、仕事のやり直しを減らすとともに、方向性を修正していく。
ただ、この方法、上司がそういうのを嫌って、満点を求める人だと、なかなかうまくいかないんですよね。。。上司の意識改革も併せて必要なのかもと思ったりします。
あと、参考になったのは、このところ。
2回目までは力技でやる。3回目以降は効率化する。
最初から仕組みを考えると、時間の無駄だし、毎回力技をやるのも時間の無駄。2回目までで要領をつかんでおいて、そのあと徐々に手抜きというか、効率的にする仕組みをつかっていく。
とくに、EXCELの関数をうまく活用することが大事なのかなと思ってます。
ある程度入力したら、自動で集計してくれ、報告資料になるものとか作れると最高だなと勝手に思っております。。。
なかなかこの仕組みづくりに時間を割けないのが難点ですが。。。
この本に書いてあることを参考に少しでも効率よく仕事ができれば。。。と思ってます。