Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

5月の読書の振り返り 

5月に感想を投稿したのが19冊分。

思いのほか、投稿してます。おそらく10日間くらい連続で本の感想を投稿したのが要因。

 

ということで、5月に投稿した読書の感想の中で個人的に気になった本、3冊を選んでみました。

 

1.空飛ぶ広報室 /有川 浩

matypoyo.hatenablog.com

空自の広報室を舞台に書かれた本。パイロットを目指していた主人公が、事故でパイロットの夢を断念し、広報室へ異動。その主人公が吐き出す言葉というのがなかなか心にぐっとくるところが多々。

自分自身も一度夢をあきらめた人間ですので、そこの場面では共感してしまい、読んでて涙がでてきてしまいました。電車で移動している中だったので、慌ててカバンからハンカチを取り出し、涙を抑えたものです。

 

2.コーヒーの科学 「おいしさ」はどこで生まれるのか/旦部 幸博

matypoyo.hatenablog.com

コーヒーって普段飲みますが、その味に対して、ここまで科学的にアプローチする必要があるのか?とすら思えてくる本。美味しければいいじゃないか?と思ってましたが、それを商売にするとなると、美味しいというのは人の味覚によるところが多々あるのだから、徹底的に議論を深めていき、安定した品質を求めていく必要がある。そういうのを考えると、科学的なアプローチも必要なのだなと考えさせられました。

 

3.応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱/呉座 勇一

matypoyo.hatenablog.com

応仁の乱というテストにでるくらい有名な戦いの詳細やなぜ長期化したのか?などしらないとこだらけ。こういう本を読んでいると、歴史というものはその時々の情勢もあるけれども、その歴史的な経緯というものが大きな影響を与えている。そして、そのことが歴史というものは、経過で見ていかないといけないというのを考えさせられます。

応仁の乱って、いろんな人の思惑が乗っかってしまい、収集できなくなったのをみると、物事はシンプルにかつ適切な対応をしていく必要があるのだと痛感。合議制って便利だけど、権力を集中させたほうが物事が決まりやすいのかもなぁ。。。

 

他の本でもいいのもありました。半年分振り返ったときにはそれがでてくるかもと思ってます。

これからもいい本に出会いたいものです。