Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

三国志外伝 読了

久々に本の感想を書きますね。。。

 

ということで、ちまちまと備忘録を。

現状、スマホのアプリ「SmartShelf」に記入⇒Evernoteへというパターンで書いているのですが、いかんせんスマホで長文を打つ気力がわかない。

そういうことで、感想や備忘録的に文章を書いておくために、久々にこちらに記載を考え中。

どこまで続くことやら。。。

 

 

さて、この本についての感想を。

 

三国志の世界を見ていくと、非常に面白い。

三国志には様々な人がいたんだと痛感させられる。いや、当たり前のことなのかもしれないけど、その時代に生きた人たちがひとりひとりが物語を描いているというのがよくわかる。いや、歴史自体がそうなのかもしれませんね。

 

魏蜀呉の3つの軸だけでみてはいけないと思わされました。

陳寿や大史慈とかはいいなぁ。蔡エンは悲しすぎる話。

 

 

三国志外伝

三国志外伝

 

 

============以下ネタバレ込みなので、読み飛ばし推奨=======

 蔡琰の話で、人としてものすごいと思う。

父の形見の書籍4000巻の書籍のうち、覚えてるのが400巻余。それを齟齬がなく書きつくしたというのは、衝撃もの。

よほど物事を覚えることや、その書物が好きでないとできない。

 

それと、韓遂

人としてすごいと思う。他人のためを考えなかった時代に、他人のためのことを思って行動し、義侠心で生きた。

ここまで人を魅了し、ひきつけていく力とはどうやって身につくものなんだろう。。。

 

陳寿は、執念の人。

三国志を書いた人といえばいいのだが、それにしてもすごい。歴史書をつくることにのみ執念をあげ、それ以外に興味をもたなかった。

学者としては、理想的な生き方ではないだろうか?

 

それにしても、メインの話だけでもボリュームがあるのに、ここまでさまざまな人が存在すると、面白すぎる。