ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ / 三上 延 ~続きが楽しみ~
ビブリア古書堂シリーズは面白くて、読み始めるとついつい一気読みが多いです。
ほかの本だと、2,3冊同時並行で読むことが多いのに。
この本のすごいのは、古書を扱うというところで、その古書に関する様々な知識を得られるというところですかね。これを調べるの大変だろうなと思ったり。
読んでいると、どこか物語が少しづつだけど進んでいる感じがします。次のステージに進もうとしているのか?それとも完結へ向かっていくのか?そこが気になる感じがします。
印象的だったのは、ブラックジャックを扱った話と、志田さんの話。
志田さんの素性って謎だったのですが、この巻で素性が見えてくる。これって、うまく伏線を回収していってる感じがします。
大切な人を探すために、どういう行動をするか?普通だと警察に届け出て、あとは心当たりのあるところに声をかけてというのが通常。でも、そこにひと手間を加えることで、より精度を高めていこうとする思いというのはすごいなと。
それと、ブラックジャックの話。ブラックジャックにいろいろな版があるというのも驚きでしたけど、それ以上にその版によっては載っていない話があったりというのは驚きでした。
そういえば、押し入れにいれているけど、ブラックジャック。取り出してじっくり読み直してもいいかもなぁ。。。
母親もでてきて、ここからどうなっていくのか?6巻が楽しみです。近いうちに読むことにしよう。

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)
- 作者: 三上延
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2014/01/24
- メディア: 文庫
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