パーパス・マネジメント――社員の幸せを大切にする経営/丹羽 真理 ~さらっと感謝の気持ちをいえるようになりたいな。。。~
働いていて、幸せだと思えることがあったか?と言われると微妙です。
個人的には、大変な仕事を成し遂げたとしても、やれて当たり前、やれなかったら怒られるという状況を何度か経験すると、あほらしいと思ってしまうことも多々。
そのため、自分のやる気を維持するために、自分のやりたいことや、やってみたいことにつながることを仕事の中で探したり、強引に盛り込んだりしてやりがいというのを探している気がしています。
そこすら否定されると、本当にやる気の急落が激しい。
自分が幸せかどうか?というのを考えると、前向きな気持ちでできているときは幸せと感じているんでしょう。ただ、前向きな気持ちでいるというのは、なかなか難しい。毎度毎度やりたいことがやれるわけではないわけですし。
「この仕事は自分の価値観に沿った意義のある仕事だな(Purpose)」「自分の強みを活かして工夫してみよう(Authenticity)」「自分はこのチームで大切にされているな(Relationship)」
というのは、いずれも繰り返し味わうことのできるポジティブな感覚です。それこそが仕事における幸せをつくりだすのです。
自分の価値観にあい、そして、自分の強みを活かして、かつチームに大事にされている。それがつながるってなかなかないなと。
自分の強みって何なんだろうな?と思うことも多々。
一度自分のことを棚卸をしておいて、そこから強みを把握しておかないととも。
個人的には、価値観にあうのは自分の知らないことが起こっているときですし、そこに前向きに立ち向かえるというのが強みなんだろうなと。
チームに大事にされているかどうかはわからないです。必要にされているようなないような。まぁ、必要としてくれる人がどこかにいれば、前向きな気持ちになっていける気がします。
チームで折り合いが悪いのであれば、他所を見ておくのもいいですし、視野を広げていけばいい気もしますしね。そういう考え方が大事なのかなと。
幸せは4つの因子ーー「やってみよう因子(自己実現と成長)」「なんとかなる因子(前向きと楽観)」「ありがとう因子(つながりと感謝)」「あなたらしく因子(独立とマイペース)」--で決まると述べられています。
前向きなことと、感謝か。これって大事なことだよなと。
そして、自分を認めてくれて好き勝手に動いてもいいとなると、非常にありがたい。まぁ、後出しじゃんけんされると、嫌な気分になるところもありますが。。。
あとは、幸福度を上げる方法を2つ。
1つ目。コミュニケーションはこまめに。
ランチ会や飲み会などのイベントでももちろんよいが、特別な機会でなくても日常からコミュニケーションが多い組織を作ることが重要。ポジティブ心理学の研究から、大きなイベントよりも、日常の小さな取り組みを頻度高く行う方が、幸福度を高めることが分かっている
2つ目、感謝を伝える。
感謝のメッセージを受け取るともちろんハッピーだが、実は感謝を伝える方が幸福感が高まる、ということがポジティブ心理学で言われている
感謝を伝えるのってなかなか難しいけど、小さな仕事でもしてくれてありがとうや、物を教えてもらってありがとうという簡単なことでも伝えていくのが大事なんでしょうね。
感謝されると、自分が必要とされている気がしますし、悪い気持ちはしない。感謝を伝えるのが照れ臭いくらいですけど、いい慣れるとさらっといえることなのかも。
うーん、まずは自分からお礼をいうという努力をしていくのが大事かな。。。「ありがとう」というのを練習するかな。。。
でも、声に出すのって勇気がいるんだろうなぁ。