新装版 鈴木敏文の統計心理学 ~心理学って活用範囲が広い~
7&iホールディングスの名誉顧問 鈴木敏文さんのことを書かれた書籍。
読んでて思うのは、心理学の懐の深さというか、汎用性の大きさ。普通に考えると、心理学って、カウンセラーとかそっち方面で使っていくことが多い気がするのですが、それ以外にも営業とか経営戦略とか、BtoCの業務に使えるんだなということ。
むしろ、そういう目線があるからこそ、独自路線を創っていって勝負していくことができたんだなと思わされます。
この中で気になったこと
われわれはいろいろな結果が数字になって表れると、つい信用してしまう”数字信奉”の傾向が強くあります。しかし、本当はどんなんだと、突っ込んで考えなくてはいけない。世の中が大きく変化し、なおかつ、日々目まぐるしく変化している現代には、統計や結果データの見方に十分気をつけないと、みんな、数字にごまかされてしまいます
数字って強いですよね。データを整理して解析して傾向が見えてくると、さもそれが正しいという風に考えてしまうことも多々。データも読み方を変えれば大きく変わっていく。
データを読むときも、分母にどのような情報なり概念を置くかによって、意味合いがまったく違ってくる。
何のために情報を解析するか?ということですかね。その前提を毎度すごい気を付けて考えていかないといけない。やっぱデータ解析って扱いをすごく気をつけないといけないですね。
データをいかに扱うか?それが一番大事な気がします。
そして、この言葉を肝に銘じて仕事をしていこうかと思います。
常識を破らないと感動を伝えられる仕事はできない
これ、大事ですよね。やっぱ、前例ってのも大事だけど、新しいことにチャレンジしていかないとねぇ。