Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

もしも猫展 名古屋市博物館

前回2015年にあった猫展。

ひさびさに名古屋市博物館で開催されていたので、見に行ってみました。

 

www.museum.city.nagoya.jp

内容としては、浮世絵。歌川国芳のが中心です。個人的に、国芳の大できとかいてあるのがすごい好きですね。ニャロメみたいな感じなのと、さらっと書いた感じなのがいいです。あれくらいあっさりしてる感じの絵がいいなーって思ってしまいます。

ja.wikipedia.org

国芳は猫を愛してて、絵をかいてるときも懐に子猫を持っていたというエピソードもあり、そこから猫を使っての擬人化という面白いアプローチに走ったのかな?と思います。

役者絵を猫化しているのがありますが、役者の顔の特徴が決まっていて記号化が進んでいたからこそ、猫にしても特徴さえつかんでいれば誰それの絵とわかるようになっている。そういうのって面白いですね。

みんながわかる記号化というのは、表現の自由を抑制しているようでいて、それを逆手にとって、表現の幅を広げているというのは面白い。むしろ、不自由があるからこそ、猫化という考えがでてきたのでは?と思います。それが特徴になっていく。

そう言う風に考えると、不自由があるというのはむしろそれを利用すれば、自分の特徴づけていく切り口を見つけられるのかもしれません。

 

さて、写真をぺたぺたと。

まずは入口の写真。

 

入口付近で見れる猫展のオブジェ。蹴鞠の猫です。

次回もあったら見に行くことにします。

 

さて、最後に猫展とコラボしたかき氷があるそうなのですが、予約が必要なようで断念。なので、おかげ庵にいって、抹茶セットを満喫しておしまいです。

 

次の展示は、兵馬俑なので、いこうかなぁ。