株価暴落 ~池井戸作品らしい展開~
銀行を舞台とする本。
池井戸作品らしい展開なので、読んでて読みやすいです。どんなに話が混沌としていっても、最後はすかっとした展開になるとわかっているので、どんどん読んでいける。むしろ、どれだけ厳しい状況になっていくのか?というのを楽しみに読んでる気がします。
今回は、株価暴落というのですが、経営不振になったスーパーが銀行に融資を頼んでいく中で、もうひとつ別の話が進んでいく。そして、最後にその話が融合していくという感じです。
銀行内での勢力争いも絡んでくるし、どうも人間関係を理解していくってのにちょっと時間がかかりますね。一気に読まないと理解ができないというか。。。ちょっと時間をあけると人間関係や登場人物を再度理解していかないと厳しい。そういうのもある気がします。
個人的には株価暴落って言葉はあんまり好きではないですね。リーマンショックやコロナショックのようなことを連想してしまいますから。
ただ、いまの株価の状況どうなんだろうなぁって思いますね。なかなか難しい。上下動が激しいので、何がなんだかって感じです。まー、ついていくのに精いっぱいなので、何も考えずにいつも通りに株を買っていく。思考停止といわれてもいいので、ルール通りにやっていくという感じですかね。
なんか話がずれてますが。。。
ちょっとネタばれを避ける感じなので。。。ちょっと書くとすぐネタバレになりそうで。ちょっと悩ましい。