Otra célula del cerebro

気が向くままにだらだらと書いていきます。

人間の旬 ~自然を守るのって大事ですよね~

ノーベル賞学者の大村智さんの本。

前回も読みましたが、この方の本は仕事に対する考え方が参考になるところが多いので、いろいろと読み漁る方向です。

 

ちょっと研究とかすることはほぼほぼないんだけれども、仕事に対してのスタンスというのが非常に大事なと思うところがあります。

とりわけ心に響いたのは、「研究者が一流であるか否かの判定基準は、自分の理論の適用限界を常に意識しているかどうかである」と述べ、西島先生を賛えたくだりであった。小柴博士の追悼の辞に触発されて、「限界のあることを知る」ことが必要であるいろいろな出来事が脳裏をよぎった。

この言葉、自分たちのいまやってるところがどこまでも使えるのではなく、きっといつかはもう使い物にならないと思っておく。そのことが大事なんだろうなと。だからこそ、新しい技術に興味をもっていくのにもあるけども、もう1つリスキリングに着手することも必要。

いまやっていることはいつかなくなる。むしろ、失くしていく必要があるのでは?と思わされます。そして、それを踏み越えて新しいことをやっていく。そう言うのが大事なのではと。

 

そして、もう1つ。

一度生態系が崩れると、これを崩した時間の何倍もの時間をかけないともとに戻らないことを、われわれはもっと考えなければならない。Y氏の告げた最後の言葉、「自然を守ることも開発なのだ」が心にしみ、人間と自然のかかわりを深く思う。

自然を守ることというとすごく大事なことの認識でいますが、この開発というのがそういう目線があるのかということ。

エゴかもしれないけども、環境のためにもなる開発をして経済活動を回していく。そういうのをやっているところを見つけていったり、自分の仕事でもやっていく。そういうのが大事ですかね。

 

まだまだいろいろと書籍があるかなと思うので、また探して読んでみようかなと思います。それにしても、深い言葉だわ。。。