最近、話題になることが多い確定拠出年金。
加入対象が主婦や公務員に広がったのが大きなところです。確定拠出年金の制度については、'16/7にマッチング拠出について調べてますね。。。
制度的なところは、かなり本を読んで理解を深めている感があるので、むしろ、商品の選び方のほうに興味が。。。と思って読んでたら、こういう言葉にがつんと頭を殴られました。。。
分散投資を本当に有効にするためにはDCの資産だけで分散投資をしても意味がありません。なぜならDCの資産というのは、多くの人にとっては自分の財産の一部にしか過ぎないからです。分散投資が本当に意味を持つためには、自分の持っている資産全体で考えることが重要です。
あー、DCの中だけでいろいろと考えてました。各々を最適にしておけば、全体的によくなるという考え方でしたので。ただ、各々の商品の特徴をきちんと理解して、その中でのリスクをきちんと把握できるのならば、リスクをとって戦いにいけるのだなと。
DCはその特性上、長期運用をせざるを得ない。そうなると、どうしてもどういう分配にするか、リバランスを適宜行うかなどの判断が求められてくる。
全体を把握しておかないと、いつまでは損を出していいか、いつからは損をあまり出さないようにしないといけないのかなど判断できませんから。。。
耳が痛い。。。
世の中の資産運用のパターンは次の3つ。
- 金融資産はほとんどが預貯金。投信や株式などはほぼなし。
- 株式や投信などの割合が3~5割ぐらいで残りが預貯金
- 生活に必要なわずかな資金だけが預貯金で残りの大半は株式や投信など
各々の運用パターンを踏まえたうえで、DCの占める割合を明確にする。
さらに、リスクをどれだけ許容するかを決める。リスクをとらないなら、すべて元本確保型商品へ。リスクをとるなら、少しでも投信や株式へ。
あとは、自国バイアスに気を付ける。どうしても、日本株に多く突っ込みがちになるけど、海外のほうが市場規模ははるかにでかい。
そこいらをきちんと理解しておかないといけない。
うーん、なかなか難しいなぁ。。。
ちょくちょく見直しが必要ですね。。。正解はないだろうし、その時々に合わせて対応していくしかないんでしょう。。。